- 公開日 :
- 2011年11月15日 14時21分
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 12:02:54.88 ID:eBKrRbVA0
好きです、結衣先輩。
そう伝えるのにどれほどの時間がかかっただろう。
卒業式が終わって、みんな帰ってしまって。
それでも結衣先輩は辛抱強く私を待ち続けてくれていたのを今でもよく覚えている。
もしかしたら、結衣先輩も私のこと。
そんなふうに思わなかったといえば嘘になる。
けれど、その後の結衣先輩の返事に「やっぱり」と納得してしまったのは、
私だってこの気持ちが他の人のものとは少し違うのを知っていたからだ。
結衣「ごめんね、ちなつちゃん」
――私たち、女の子同士だから。