- 公開日 :
- 2011年12月04日 12時00分
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/23(水) 19:15:10.17 ID:If8wb+Z80
美也「にぃにー! あっさだよー!!」
後篇に入ります。
前回:美也「にぃにー! あっさだよー!!」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)2011/11/23(水) 19:15:56.22 ID:If8wb+Z80
純一「……う、う~ん……もう、朝なのか……美也、もう少し寝させてくれ…」
美也「にぃに──あ、そうじゃなかった……コ、コホン──お兄ちゃん、起きなきゃだめだよ~!」
純一「……うん? なんだよ美也……家だから別に、にぃにでもいいだろ……ふわぁ~…」
美也「な、なにいってるのかな、このお兄ちゃんは……みゃーは高校生になっても、
そ、そんな呼び方しないよっ」
純一「……? まぁとりあえず起きるけど───」
薫「………」じぃー
純一「───……へっ!? なんで薫がいるんだ、ここに!」
薫「はろー! こうやって妹さんに起こしてもらうなんて、あんたも良い身分ね」
純一「いや、それはなんていうかその……というかその前に、色々と説明してくれっ!」
数分後
純一「──……ぼくを迎えに来たぁ?」
薫「もぐもぐ……そうよー。だってアンタってば、学校くるのけっこう遅いし……なんか
待ち合わせして会うのもかったるいじゃない?」
純一「ま、まぁ…そうだけどさ…それでも、別に家に来るほどでもないだろっ」
薫「ごくっ…ごくっ……ぷはぁ。やっぱ朝は牛乳に限るわね!
──そんな釣れないこと言わないの純一ぃ……あたしとあんたの仲でしょ」
純一「どんな仲だよ……」
薫「んっと……耳をかみあった間柄?」
純一「僕は噛んでないだろっ!薫だけだ!──それと、なに普通に僕の家でご飯食べてるんだよ」
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