- 公開日 :
- 2014年05月13日 04時00分
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/05(月) 14:48:59.08 ID:2ihe0XDDo
水瀬伊織は、一人きりの事務所で、虚しく溜息を漏らした。 「おや、良いではないですか。それだけ大人に近づいたということです」 「……他人のひとりごとに勝手に加わらないでもらえるかしら」 背後から突然現れたその人に、伊織は邪険な態度で文句を言う。 文句を言われた人物――四条貴音はすみません、と肩を竦めた。