- 公開日 :
- 2012年01月28日 21時00分
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- とある魔術の禁書目録
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/05(月) 00:19:22.97 ID:QC5tr+ej0
俺は上条当麻。最近はいろんなゴタゴタがあって、忙しかったんだが、やっと今日久々に学校へと行けることになった。
昨日はウキウキしながら布団に入ったのだが――
「くそっ、完全な遅刻だッ!」
やはり久しぶりということで体が早起きという行動を忘れ、見事に寝坊してしまった。
角を曲がり、信号を待ち、青になったとたん再スタート。途中時計台があったので一瞬目をやると、今の時間ではオリンピック選手でも間に合わないということが分かった。
「仕方ない、裏道を使うか……!」
進行方向を九十度変え、右に進む。人通りの少ない裏路地だ。スキルアウトの一人か二人いるような気もしたが、早朝だけあってそのような姿も見えなかった。
ラッキーと思いながら走り続け、一番のポイントである壁の穴に差し掛かったとき……思わず足を止めた。
見るとそこには。
「な、なんであんなところにお尻が……?」 続きを読む [IMAGE]