- 公開日 :
- 2012年02月13日 18時00分
- タグ :
- とある魔術の禁書目録
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/02/02(木) 18:00:24.66 ID:msTuC8NO0
12レスほど貰いますよ
ステイン注意、キャラ崩壊注意
935 :当方に迎撃の用意なし:2012/02/02(木) 18:01:38.87 ID:msTuC8NO0
「……あの、ごめん。もう一回言って?」
そびえ立つ長身から居丈高に見下ろしてくる神父へと、インデックスはおそるおそる言葉を発した。
「何度も聴きたくなるほど耳に心地よい言葉だったかな」
「そういうことじゃなくて」
「冗談だよ。まあ、繰り返すことに僕もやぶさかではないがね」
顧みるに自分の前ではいつでも、この男はこんな飄々とした態度だったな、とインデックスは思う。
ただ、常どおりのっぺりとしたその表情から紡がれた淡々とした語調が、告白の内容とあまりに“違い”すぎた。
だからインデックスは思わず聞き返したのだった。
今のは空耳なのだろうと、一縷の望みを懸けたのだった。
「僕は、君が好きだった」
だが駄目だった。
やはり幻聴ではなかった。
「そして、今も君が好きだ」
インデックスにできるのは、お手上げとばかりに頭を抱えることだけだった。
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