- 公開日 :
- 2012年03月11日 15時00分
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/03/09(金) 21:01:45.33 ID:oGzpTGGb0
[1/36回発言]
夏の日差しがジリジリと身を焦がす
櫻子は額に汗を滲ませ膝に手をついて息を切らしていた
「暑い……あっつい……」
髪を伝って滴り落ちる汗
「文句を言う前に、日陰に避難したらどうですの?」
遠巻きに見ていた向日葵が呆れた様子で手招きをする
「なんで向日葵は一緒にやらないんだよ」
コンクリートの黒いシミを見つめてうわ言のように呟いた
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