- 公開日 :
- 2012年03月11日 23時51分
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:37:26.48 ID:qXRpVtxx0
岡部(β世界線に行けば、まゆりは助かるが紅莉栖が死ぬ)
岡部(α世界線に残れば、紅莉栖は助かるがまゆりが死ぬ)
岡部(どちらかを選ぶなんて、出来るわけないじゃないか)
岡部(…………)
岡部(なんで、こんなことになってしまったんだろうな)
紅莉栖「どちらも救うなんて無理なのよ。だから、まゆりを助けてあげて」
岡部「だがそれではお前が!」
紅莉栖「アンタ、今まで何のために頑張ってきたか分かってるの? まゆりを助けるためでしょーが」
岡部「それは分かっている! だがそのためにお前を犠牲になど出来るはずがないだろう!」
紅莉栖「じゃあまゆりが死んでもいいって言うわけ?」
岡部「そんなことは言っていない!」
紅莉栖「言ってるじゃない!」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:38:27.87 ID:2dqfgPBD0
で、千早を選ぶというわけか
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:40:23.96 ID:qXRpVtxx0
紅莉栖「そもそもDメールを送ったりしなければ、私はとっくに死んでいるのよ」
紅莉栖「でも岡部のおかげで死なずにすんで、ラボに誘われて……」
紅莉栖「悪くなかったわ、この二週間。岡部にはすごく感謝してる」
岡部「紅莉栖……」
紅莉栖「私はもう十分幸せだから。だから、まゆりを助けてあげなさい」
岡部「……それしか、ないのか」
紅莉栖「えぇ。まゆりを助ける方法は、それしかないのよ」
岡部「クソッ……なんで俺は、電話レンジ(仮)やタイムマシンなんか作ってしまったんだ!」
紅莉栖「ちょっと……電話レンジがなかったら、私は7月28日に死んで終わりだったんだけど?」
岡部「そ、そうだったな。すまない」
紅莉栖「ていうか作ったのはアンタじゃなくて私と橋田だし」
岡部「細けぇことは(ry」
5:×タイムマシンがなかったら ◯電話レンジがなかったら:2012/03/07(水) 21:45:06.59 ID:qXRpVtxx0
岡部(十分幸せ? そんなわけないだろ!)
岡部(紅莉栖はまだ18歳。もっともっと、これから先にいくらでも楽しいことがあるだろうに)
岡部(タイムマシンなど作らなければよかった……)
岡部(って過去を悔やんでも何にもならないだろう)
岡部(考えろ、考えるんだ岡部倫太郎! 何か……何か抜け道があるはずだ!)
岡部(…………)
岡部(ん……待てよ?)
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