- 公開日 :
- 2012年03月12日 22時46分
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:50:21.63 ID:Mg1gYaRZ0
スタッフ「カット!オッケーでーす!」
P「雪歩、お疲れ様!良くやったな」
雪歩「プロデューサー……私、上手くできてましたか?」
P「もちろんだ。お人形セットのCMなんて、雪歩のイメージにピッタリだったな」
P「スタッフの人達も皆、人形より雪歩の方に釘付けだったぞ」
雪歩「えっ?そ、そんなこと…」
P「雪歩のかわいさを存分に活かせるCMだったってことだ。
何度も言うが、良くできていたぞ」
雪歩(か、かわ……///)カァーッ…
雪歩「あ……ありがとうございますぅ」ペコリ
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:51:07.46 ID:Mg1gYaRZ0
P「送らなくて大丈夫か?」
雪歩「はい、大丈夫ですぅ。ちょっと寄りたい所もあるので」
P「そうか、それじゃあ俺は事務所に戻るよ。これからも頑張ろうな」
雪歩「はい。それじゃあ、失礼しますぅ」
テクテク…
雪歩「えへへ……今日はプロデューサーに褒められちゃった」
雪歩「ちょっとずつお仕事も増えてきたし、もっと頑張らなきゃ」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:52:09.08 ID:Mg1gYaRZ0
雪歩「あれ?」
ガヤガヤ…
雪歩(この辺りの高校生かな……私も帰って勉強しなきゃなぁ……)
前田「……………」
勝嗣「何ボーっとしてんだよ前田さん」
前田「あん?」
米示「カッカッカッ、今度の期末テスト乗り切る方法考えてんだろ?協力するぜ」
勝嗣「前田さんがテストのこと考えるわけねーよ。
どーせ千秋ちゃんのことで頭が一杯なんだろ?」
ゴンッ
勝嗣「ぐわっ!」
前田「米示、択一が当たるコツを教えてくれ」
米示「カッカッカッ」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:53:21.28 ID:Mg1gYaRZ0
千秋「あれ?」
和美「あっ、勝嗣くん達だ!ねぇーーっ!」フリフリ
勝嗣「あ、和美!」
和美「三人で何してたの?」
米示「いや、これから喫茶店でも行こうかなーなんて」
和美「あっ、じゃあさ!カラオケにしない!?皆で行こうよ!ねっ、千秋?」
千秋「えっ?私は別にいいけど…」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:55:24.08 ID:Mg1gYaRZ0
勝嗣「いや、カラオケは止めた方が…」
和美「えっ、何で?」
勝嗣「だって、前田さんすげーオンチだし…」
ゴンッ
勝嗣「ぐわっ!」
和美「勝嗣くん!」
前田「かったりーな……帰るわ、テストベンキョーしなきゃなんねーし」
米示「良い心がけじゃねーか」
和美「えー、オンチでもいいじゃん!行こうよー」
千秋「ちょっと、和美」
前田「じゃあな」
千秋「前田くん……」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:56:29.75 ID:Mg1gYaRZ0
勝嗣「本当に行っちまいやがった……殴るだけ殴っといて、何てヤローだ」
米示「お前が悪いんじゃねーか」
和美「あ、そうだ!ねぇねぇ聞いて!凄いんだよ!?」
勝嗣「うるせーな、何だよ」
和美「さっきね、萩原雪歩ちゃんに会っちゃった!そこの通りで!」
米示「萩原雪歩?……ああ、765プロの雪歩ちゃんか」
和美「そうそう!この辺に住んでるのかなー、ビックリしちゃった」
千秋「会ったというか、歩いているのを見かけただけなんだけどね」
勝嗣「へぇー、俺も見たかったな」
和美「あーっ、勝嗣くんそれどういう意味!?」ポカポカ
勝嗣「いてて、てめーが話振ったんじゃねーか」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:57:36.47 ID:Mg1gYaRZ0
米示「さっき前田さんボーッとしてたのも、雪歩ちゃんを見かけたからかな」
勝嗣「それはねーだろ。前田さん全然知らねーもん、アイドル」
米示「あぁ、確かに」
和美「かわいかったなー、雪歩ちゃん」
千秋「お人形さんみたいだったね」
勝嗣「追いかけてきゃ、まだ間に合うかな」
米示「おい止めとけって」
和美「勝嗣くん!」ポカポカ
勝嗣「あだだだ!」
米示「ほれ見ろ」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 20:58:33.35 ID:Mg1gYaRZ0
~駅近くのコンビニ~
「ありがとうございましたー」
ウィーン
雪歩(えへへ……こうして皆が写ってる雑誌を買い揃えるの、好きなんだぁ)ニコニコ
雪歩(美希ちゃん凄いなぁ……またファッション誌の表紙飾ってる)
雪歩「電車の中で読もうっと」
ドンッ
雪歩「きゃっ」
中年男「おっとと……大丈夫かい、お嬢さん」
雪歩「ひっ!……す、すみません!ボーッとし…」
中年男「ん?……ねぇ、ひょっとして君、萩原雪歩さんじゃないかい?」
雪歩「えっ?」
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