- 公開日 :
- 2012年03月13日 01時14分
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:29:38.96 ID:hCI6Vxo00
それは、定例ライブの打ち上げの席でのこと。
その日は、大人が4人……私とプロデューサーさん、それに音無さんと社長で
一つのテーブルに座って、お酒を飲みながら色々なお話をしていたんです。
でも、社長は途中から春香ちゃんたちに呼び出されてお酌をされていたので
実質このテーブルには三人しかいない状態でした。
さらに、音無さんはほろ酔い気分でどこか遠いところを見ているし、
プロデューサーさんは飲み過ぎて気分が悪いのか、テーブルに突っ伏していました。
だから……この時のプロデューサーさんの言葉をハッキリ聞いていたのは、私だけだったんです。
P「もう会社辞めたい……」
って。
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:34:09.57 ID:KshkrWwa0
ほほう……
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:35:48.11 ID:hCI6Vxo00
あずさ「え……プロデューサーさん?」
P「zzz......」
プロデューサーさん、寝てしまいました……
ど、どうしましょう。プロデューサーさんがそんなことを言うなんて……
あずさ「あの、音無さん」
小鳥「結婚したいよぉ……ずっと独身なんてやだぁ……」
……音無さんは酔って、さっきのを聞いてなかったみたい。
困ったわ……社長もあっちにいるし。じゃあ、これを聞いたのは私だけ?
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/11(日) 21:44:48.21 ID:hCI6Vxo00
結局プロデューサーさんは起きないまま、打ち上げは終わってしまいました。
さっきの言葉が本心か、確かめたかったんですけど……
その後、プロデューサーさんと音無さんは自力で帰れそうにない状態だったので
プロデューサーさんは社長、音無さんは私が付き添って送って行くことになりました。
付き添いと言っても道中はタクシーなので、吐いたりしない限りあまり大変ではないんですけど。
小鳥「ひっく。あずささぁん」
あずさ「なんですか~?」
小鳥「私より先に結婚しないでくださいねぇぇ」
あずさ「あ、あはは……ぜ、善処します~」
小鳥「運命の人でしたっけぇ……そんなの簡単に見つかりませんよぅ」
……私は、プロデューサーさんが運命の人だと思ってる。
だからプロデューサーさんが辞めるのは、絶対にイヤ……
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