- 公開日 :
- 2012年03月15日 09時15分
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 03:24:25.62ID:1TzYgdVk0
ちゅる……ぴちゃ、 ちゅぶぶ……。
お互いの唇が離れるほんの小さな瞬間だけに響く音と、熱くぬるぬると濡れた感触だけが、俺の感じられる全てだった。
真っ暗で、世界の色彩がきちんと働いていないような、そんな冷たい部屋の中。
そのとき俺と真美は、ただお互いを慰めるだけの、“ごまかし”のキスを繰り返していた。
「ん、兄ちゃん……」
少し鼻にかかる、甘えた高い声でそう言って、真美は俺に再びキスをねだってくる。
いつものことだ。
らくがき by 名無し on pixiv
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