- 公開日 :
- 2014年10月09日 16時55分
1 : ◆fTK2J45Dqk 2014/10/09(木) 14:20:19.30 ID:Qhgvaleco
「うう…寒っ…」 無残な最期を遂げた傘をたたみ、ボタボタと雫の落ちるスーツを脱ぎ捨てると、ようやく我が家に帰ってきたと安堵のため息をつく。 大型の台風が直撃し、この暴風雨で電車も止まり、避難勧告が出される地域すら出ていた。 事務所の子たちはひどくなる前に女子寮に帰したが、残って仕事をしていたプロデューサーの自分はごらんの有様だった。