- 公開日 :
- 2012年03月18日 10時00分
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 20:05:17.10 ID:CRUm2ntk0
【七六五奉行所】
時は江戸……にすごくよく似たどこか星の違う時代。
アイドルなんているわけもないそんな場所だが
可愛い子がちやほやされるなんていうのは、古今東西変わりません。
その星でのある日のこと、茶屋の看板娘、特徴がないのが特徴という
春香さんが神隠しにあうという事件が起こった。
小鳥「はぁ、人探しの依頼ですね」
娘を探そうと、藁をもつかむ思いで親御さんがたずねたのは
万代七六五号奉行所、通称ばんなむなんて呼ばれてるところでありました。
そんな役所の仕事は何でも屋さんです。
なんでもお上が人気取りのためにつくったそうですが、なにも一万以上作ることは
ないでしょう。
春香母「これ、娘の人相書きです。何卒よろしくおねがいします」
こうして何度も頭を下げると、母君は家に帰られてしまいました。
白い紙に書かれた人相書きには 『のワの』とだけ。
こんなんじゃ見つかるはずもない。おまけに高木代官は昼行灯。
頼りになんかなりっこない。
小鳥「これでどうしろっていうの……」
⇒時代劇をみるのがおもしろくなる本
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