- 公開日 :
- 2012年04月05日 01時10分
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/04(水) 19:27:33.90 ID:4w8jPlx/0
M=独白、傍白
×=時間経過、回想
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/04(水) 19:29:01.84 ID:4w8jPlx/0
◇向日葵の部屋・夜
閉じられたカーテンから入る込む月光で仄暗い室内。
向日葵は片隅のベッドに横たわっている。
しかし暗がりの中で、その表情までは捉えることは出来ない。
向日葵M「私が櫻子への気持ちに気づいたのはずっと前。
でも、そのときにはもう今のような関係。
中学生になれば、それも変わるかもしれないなんて考えていましたのに……」
向日葵は側にある枕をたぐり寄せ、抱きしめる。
向日葵M「……私が変わるしかありませんわ。
私が素直になれば、櫻子もきっと」