- 公開日 :
- 2012年04月12日 18時00分
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/06(金) 19:50:19.55 ID:eRjtIBs70
格闘道場──
ある夜、格闘家は一人きりで遅くまで鍛錬をしていた。
といっても、この道場に所属するのは道場主である彼一人だけなのだが。
格闘家「──せいいっ!」
バシィッ!
格闘家の蹴りで、サンドバッグが揺れる。
格闘家「……ふう」
格闘家(長い戦いの末、ようやく世界チャンピオンへの挑戦権を得られた……)
格闘家(俺の最強を証明するためにも、この道場を立て直すためにも、必ず勝つ!)
彼は一週間後に大一番を控えていた。