- 公開日 :
- 2012年04月16日 11時00分
参考リンク:CLANNADとは - ニコニコ大百科
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/30(金) 19:57:38.42 ID:S2fDDXur0
いつもの放課後。一人目的もなく旧校舎をぶらついていると、どこからかヴァイオリンの音色が聞こえてきた。
朋也(ヴァイオリンの音色……?珍しいな……)
特に目的もないためそのヴァイオリンの音色を追った。
着いた先は、旧校舎の空き教室の一部屋。俺はその教室のドアを開け、中に入った。
中に居たのは、女生徒が二人。一人はヴァイオリンを演奏していて、もう一人はその側の椅子に座っていた。
胸の校章を見て、2年生だということがわかる。二人とも集中しているようで、俺が入ってきたことに気がつかない。
とりあえずは、その演奏を聴いていることにした。
朋也(上手だな…。)
聴こえてくる演奏は、素人の俺が聴いていても上手なものだと思えた。
しかし、時折演奏に違和感を覚える。何に対しての違和感なのかはわからないけど。
やがて演奏が終わると、ひとりで聴いていたもうひとりの女生徒が拍手していた。
パチパチ。
それにつられたわけではないが、俺も拍手をする。その拍手に気づいたのか、二人がようやくこちらを向いた。
⇒ヒトはなぜ拍手をするのか―動物行動学から見た人間
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