- 公開日 :
- 2012年04月24日 00時36分
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/22(日) 17:06:49.70ID:xufMScc70
世の中には、触れてはならない物が少なからず存在する。とはいっても、ちょっとしたショックで爆発する爆薬や、肌に触れるだけで火傷を起こす劇薬の類などの話ではない。
そういった類の物は広くその危険性が知られているので、少なくとも容易に手が届くような場所には置かれていないものだ。
問題はその対象外…一見全くの無害に見えても、一度触れれば取り返しのつかないような事態を引き起こす代物。そんな物騒な品々が、この世の中には多く存在している。
今回はその中のひとつに偶然にも出会ってしまった不幸な少女達のお話である。
20XX年、都内某所のテレビ局―――そこで、惨劇の発端は起こった…
千早「ぷっ…うふふっ…あははっ」
美希「あははっ!春香よく似合ってるの!」
春香「う、うぅ~…何でパンダの着ぐるみなんて用意してあるの~…恥ずかしいよぉ…」
美希「罰ゲームだから仕方ないのー。でも春香じゃんけん弱すぎなのー!もう五回連続で負けてるんだよ?」
千早「でも、大丈夫かしら…確かに自由に試着していいってプロデューサーは言ってたけど」
美希「細かい事は気にしないの!765プロから迎えが来るまで時間があるんだし、どんどんいくのー!じゃーんけん…」
彼女達はテレビ番組の撮影を終え、事務所から迎えが来るまでの一時間ほどをあるゲームをして遊んでいた。控室の衣装棚にある衣装を、じゃんけんで勝った側が負けた側に自由に着せるという
恐ろしい闇の遊戯…まるで人間を着せ替え人形の如く扱うこの遊戯を、彼女達は冒涜的なまでに、無邪気に楽しんでいた…ちなみにあいこは無効である。
犬千早 by ゆず介 on pixiv
ストライクイーグル 如月千早
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