- 公開日 :
- 2016年02月19日 21時00分
1 : ◆F.lQmLP.5M :2014/09/14(日) 22:00:57.81
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆夢を見ていた。視界の彼方、遠くに光がゆらめいていた。少しずつ遠ざかる光、消えていく光。それがなぜだかどうしようもなく悲しくて、光に向かって腕を伸ばした。左腕。その薬指には、指輪。愛する人からの指輪。愛の証の指輪。なによりも大切な指輪。霞む視界の中で最後に見たものは、あの人からもらった指輪だった。夢はそこで終わった。そこで、終わ