- 公開日 :
- 2016年10月25日 16時02分
2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/25(火) 02:50:10.22 ID:af/0ieIG0 「ねぇちょっといいかしら」 駅に向かおうとした僕を時子さんが呼び止めた。 「どうしたんですか時子さん」 「最後にもう一つ寄りたいところあるのだけれど」 まだあるのか。口に出かかった文句の言葉をぐっと堪える。 時子さんは赤みがかった長い髪を手で梳きながら、 両手がふさがった僕をじっと見て
2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/25(火) 02:50:10.22 ID:af/0ieIG0 「ねぇちょっといいかしら」 駅に向かおうとした僕を時子さんが呼び止めた。 「どうしたんですか時子さん」 「最後にもう一つ寄りたいところあるのだけれど」 まだあるのか。口に出かかった文句の言葉をぐっと堪える。 時子さんは赤みがかった長い髪を手で梳きながら、 両手がふさがった僕をじっと見て