- 公開日 :
- 2012年07月22日 19時30分
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/22(日) 16:45:51.11 ID:cP7adjsF0 涼しい風が舞い込んできた。 レースのカーテンがふわっと膨らみ、そして潮が引くように網戸のほうへと戻って行く。 風が汗ばんだ肌を通り抜けていくようで心地よい。 セミの合唱を聴きながらごろりと畳の上で寝返りを打って呟いた。 「夏休みもあと残りわずかか……」 長いと思っていた夏休みもあっと言う間に過ぎ、もうお盆だ