- 公開日 :
- 2018年01月11日 12時01分
1: ◆SbXzuGhlwpak 2017/12/30(土) 06:05:55.37 ID:amdXqONW0
瞳を閉じた暗闇の中で、薔薇の甘い香りが咲いた。 鼻孔を満たす柔らかな味わいに、一度目覚めかけた意識が再び沈殿しようとする。 そう、今私は眠りに落ちている。 仮眠を取るために瞳を閉じ、どれぐらい時間が経ったのか。 携帯のアラームは聞こえないが、もうそろそろだろう。 今少しこのまどろみに囚われたいのですが、それももうじき終わり―― そ