- 公開日 :
- 2018年01月27日 21時00分
1: ◆TOYOUsnVr. 2018/01/22(月) 23:33:10.05 ID:Ths8Jl5j0 「降ってきたな」 窓の外をちらつき始めた雪を眺めていたところ、背後から声をかけられた。 声の主は私のプロデューサーで、手には二つマグカップを持っている。 「気が利くね」 可愛げのない返事をしつつ、手渡されたマグカップを受け取った。 ひとくち口を付けると、ほぅっとため息が自然にこぼれた。 それを見逃すプロデューサーではない。 「
1: ◆TOYOUsnVr. 2018/01/22(月) 23:33:10.05 ID:Ths8Jl5j0 「降ってきたな」 窓の外をちらつき始めた雪を眺めていたところ、背後から声をかけられた。 声の主は私のプロデューサーで、手には二つマグカップを持っている。 「気が利くね」 可愛げのない返事をしつつ、手渡されたマグカップを受け取った。 ひとくち口を付けると、ほぅっとため息が自然にこぼれた。 それを見逃すプロデューサーではない。 「