- 公開日 :
- 2018年08月19日 02時00分
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1 : U-3 ◆Olp0LZicoY 2018年02月19日 (月) 19:50:57 SZcjeHTy0
(大きな音が鳴り続けて、足元が揺れて立つ事もままなりませんでした)
(あの日、あの時)
(私は訳も分からずお母さんと城へと逃げる最中に……死にました)
(街の中央広場に建っていた時計塔の下敷きになって)
(とても痛かったし、怖くて、悲しくて)
(お母さんとまだ幼い子猫と一緒に私は、沢山声を上げながら、死んでしまいました)
(だからこれはきっと夢なのです)
(これは死んでしまった私が見ている夢)
(言葉の通じなかった『あの男の子』ともう一度会って、お話をする……その為だけに見ていた夢)
(それに気付いたのは、もう一度死ぬ……今でした)
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