- 公開日 :
- 2018年09月19日 04時30分
271PV 評価0件 0.0点
1 : ◆ddl1yAxPyU 2018年07月01日 (日) 00:19:52 2Rh4w0SG0
ここは、とある城の大広間。
各国家の国王が会談を行う厳格な場所である。
今日もこの場には近隣にある三ヵ国の女王とその護衛が集っていた。
―――浦の星王国
―――音ノ木坂王国
―――虹ヶ咲王国
この場所は、ほんの一握りの人間しか知らない。
部外者には知られてはならない場所だった。
……そんな場所が、床や壁はボロボロに破壊され、辺り一面は血の海と無残な死体で埋め尽くされていた。
立っているのは二人。
一人は浦の星王国の女王。
もう一人は―――の―――である。
抵抗した他の女王とその護衛達のほとんどは一瞬で倒されてしまった。
唯一生き残った女王だが身体の右側がごっそりと消失しており、生きているのが不思議な状態であった。
『―――はぁ……はぁ、はぁ……』ボタッ、ボタッ、ボタッ
『意外としぶといのね。体の半分を消し飛ばしたというのに……』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530371992
続きを読む