- 公開日 :
- 2018年11月20日 03時00分
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1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018年05月21日 (月) 19:22:40 1/OiRNxY0
赤城(主計課兵站から強奪された食料を取り返して始めての食事。さもしい食生活とはこれでおさらばです)
赤城(などと考えている内に鳳翔さんの小料理屋まで来てしまいましたか)
赤城(ん~~、いい匂い。炊き立てご飯の香りがこう、顔面をガツンと殴ってきたのかと勘違いするほどの……)
赤城(これは……もう……加賀さんの本気の爆撃、いえ、それ以上の破壊力ですね。一航戦赤城、入る前から轟沈寸前。胃袋がお米の前に白旗を掲げています)
赤城(今日は、食べるぞぉ……!)
赤城「失礼します」ガラッ
長波「らっしゃ~い」
鳳翔「あら、いらっしゃい。お一人ですか?」
赤城「はい。いつもの席、いいですか?」
鳳翔「もちろんですよ」
赤城「では……」
赤城(あら?今日は補給が大量にあったというのに和定食膳だけですか……。もっと色々食べられると思ったのに、これは肩透かしを食らった気分ですね)
長波「和定食膳五人前、おまちぃ!」
アイオワ「ワァオ!これがワテーショックゼーンですねー!これが食前なんて信じられまセーン。メインディッシュとしても通じるわよ!それにとっても量が多いわ!」
長波「いや~、食前じゃなくて食膳でな……」
アイオワ「ワッツ?」
赤城(なるほど、私と同じ様に沢山食べる事を目的とした人たちが来た様ね。それを見越しての一品勝負という事ですか)
赤城(となれば相当に期待できますね)
鳳翔「どうぞ」コト
赤城「……あら?おにぎり……ですか?」
赤城(なぜおにぎりなのでしょう。他の方は頂いていない様ですし……。あ、これはもしかして……)
赤城(まず一口)パクッ、ゴクン
赤城(ああ、この薄い塩味、ほどよい固さのお米がとても良いのど越しを生む。しかもこれはただのおにぎりじゃありませんね)
赤城(少し固めに炊いたご飯で、柔らかめに炊いたご飯を包んで握る。そうすることで、のどごしと飲み込みやすさを両立させる。言うならばドリンク用おにぎり)
赤城(私がおにぎりは飲み物だと言っていたことを覚えていてくれたんですね、さすが鳳翔さんです)ゴクン
赤城(その人の好きな飲み物を言わずとも出してくれる。これは加賀さんでなくとも気分が高揚しますね……っと、おにぎりが切れてしまいました)
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