- 公開日 :
- 2019年06月30日 23時55分
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1 : ◆0NR3cF8wDM 2019/06/29(土) 23:28:12.02 ID:PusMuPT6O
昼と夜の隙間を貫くような、冷たい風だった。 肘の辺りをさすりながら、静香は舌を唇へとやった。 意識してのことではなかった。乾燥を覚えた時、あるいはそれ以外の時にも、静香には自分の唇を舐める癖があった。 元々は、友人や相棒がよくやる仕種だっただろうか。癖がう