- 公開日 :
- 2019年07月29日 14時55分
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/17(日) 08:12:13.83 ID:odxKI4Y60
「真に、静かですね」 「うん」 本当に静かだ。 これが自分達の最期と思うと、余計に静かに感じちゃうな。 「貴音、痛まないか?」 貴音の目には、赤々しく染まった包帯がぐるぐると巻かれている。 けどその包帯ももう役目を果たしてなくて、貴音の頬には赤い雫の跡が何本も通っていた。 「ええ、大丈夫ですよ。
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/17(日) 08:12:13.83 ID:odxKI4Y60
「真に、静かですね」 「うん」 本当に静かだ。 これが自分達の最期と思うと、余計に静かに感じちゃうな。 「貴音、痛まないか?」 貴音の目には、赤々しく染まった包帯がぐるぐると巻かれている。 けどその包帯ももう役目を果たしてなくて、貴音の頬には赤い雫の跡が何本も通っていた。 「ええ、大丈夫ですよ。