- 公開日 :
- 2020年02月28日 05時55分
1 : ◆0NR3cF8wDM - 2019/06/29 23:28:12.02 PusMuPT6O 1/39
昼と夜の隙間を貫くような、冷たい風だった。 肘の辺りをさすりながら、静香は舌を唇へとやった。 意識してのことではなかった。乾燥を覚えた時、あるいはそれ以外の時にも、静香には自分の唇を舐める癖があっ...
1 : ◆0NR3cF8wDM - 2019/06/29 23:28:12.02 PusMuPT6O 1/39
昼と夜の隙間を貫くような、冷たい風だった。 肘の辺りをさすりながら、静香は舌を唇へとやった。 意識してのことではなかった。乾燥を覚えた時、あるいはそれ以外の時にも、静香には自分の唇を舐める癖があっ...