- 公開日 :
- 2020年06月08日 20時00分
1: ◆TOYOUsnVr. 2020/04/19(日) 22:02:02.59 ID:nO0X6WpI0
鳴り止まぬ歓声と万雷の拍手に背を向け、私はステージを後にする。 確かな熱さを感じるほどに眩しいスポットライトは太陽のようで、まだ体が熱を帯びていた。 当然ではあるが、舞台袖はステージの上と比して暗い。 その暗さに目が慣れるのを少し待って、段差に気を払いながら通路を進む。 やがて開けた場所に出れば、たくさんのスタッフの人が控え