- 公開日 :
- 2020年06月29日 11時27分
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/26(金) 16:44:07.53 ID:W5lmC8VA0
「お嬢さま、朝です。起きてください」 カーテンがシャーッと擦れる音と同時に、眩しく照りつける陽光が瞼の奥を刺激する。 眠気眼をこすりながら起き上がると、千夜ちゃんの姿は無かった。 リビングに出て、台所の冷蔵庫を開けようとした時だった。 足元を黒いアレが、私のそばをカサカサと通り過ぎようとし