- 公開日 :
- 2026年02月18日 18時00分
5: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ee21-60db) 2026/02/16(月) 22:41:05 ID:VRNa92mU00
振り付けのターンを決めた小鈴さんを見つめる。なびく髪や露わになったうなじ、練習着が張り付いて膨らみが強調された胸元、そして真っすぐ伸びた指先。本来指導する先達として向けるべき視線だが、それにしては不純なものが多すぎることに自分自身も気づいていた。
「さやか先輩!いかがでしょうか!?…さやか先輩?」
不審な視線に小鈴さんも違和感を抱いたようだ。このまま練習を続けても怪我や事故のリスクが大きいだけだろう。今朝から生じている異常について調べたい気持ちもある。何より彼女のことを邪な目で捉え続ける罪悪感に耐えきれない。
「…すみません。あまり体調が良くないようで。私は早退します。お一人で続けるようでしたら、怪我にだけはお気をつけください」
そう言って逃げるように部室を去った。