- 公開日 :
- 2026年09月22日 00時00分
1: 名無しで叶える物語◆4U8jzfQb★ 2026/09/06(日) 14:59:10 ID:???Sr
瑠璃乃「しかも一人じゃないからね」
花帆「ずっと一緒にいたのに、全然気づかなかったよ」
瑠璃乃「普通に仲間のふりしてたもんねー」
廊下の角を曲がろうとしたところで、足が止まった。
104期生。
今、確かにそう聞こえた。
小鈴さん、吟子さん、姫芽さん。
私たちの一つ下の、三人の顔が浮かぶ。
花帆「しかも、ずっと正体隠してたんだよね」
瑠璃乃「そうそう。裏では別の目的があってさ」
別の目的。
胸の奥がざわつく。
花帆「分かった時、本当にびっくりしたなあ」
瑠璃乃「ルリも。まさかって感じだった」
そんな。
三人のうち、誰かが。
しかも、さっき一人ではないと言っていた。
信じられない。
小鈴さんも、吟子さんも、姫芽さんも、そんなことをする人には見えない。
けれど、花帆さんと瑠璃乃さんは何かを知っている。
このまま聞いているだけでは駄目だ。
事情も分からないまま三人に聞くわけにもいかない。
一度、誰かに相談しよう。
二人に気づかれないよう、その場を離れた。
少し廊下を歩いたところで、向こうから慈先輩がやってきた。
慈「あれ? さやかちゃん?」