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【SS】絵里「プリーズ・シー・ブリーズ」【ラブライブ!】

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「海に来た。夏はどうやら終わりを告げたので、敢えて10月の今足の裏に砂を付けに来た。今年の夏はひとつも夏らしい事をしなかったから、その反動で。ザザーン…ようやく涼しくなったと思ったら、何だかんだそこそこに暑い昼日中を尻目に波の音を聞く。頭のてっぺんはジリジリ暑く夏の温度をまだ覚えているらしい。まあまあ遠かったバス停から歩いてきたから汗すらかいてる。うん、何だか粋じゃない?え、そうでもない?だと思うわ。絵里「…」特に水着なんかも着てきてないし、持ってきた訳でもない。着の身着のまま何も考えずに海岸まで来ただけ。だからもう既に、帰ろうかと砂まみれの足を水道に向けた時見付けたの。ザザーン…海未「……」あの海と同じくらいに深い、深い青をした髪を持つあの子を。青過ぎて暗ささえ感じるくらいに。帰るつもりだったのに今度は背中の方から波音が聞こえ出して私は暫く、膝を抱え海を見る彼女を見つめてしまった。絵里「…」海未「…!」気付かれた。そりゃ気付くか。これだけ見てれば。」
「海未「……何、でしょうか」絵里「あ、いや……何でもない、わ」海未「は、はぁ…」こっちを見たお陰でさっきよりあの子の顔がよく見えた。お人形さんみたいに綺麗な子だった。何故こんな所で1人、膝を抱えて海を見てるのかしら。ワンピースの裾、砂に付いちゃってるわよ。カバン、後ろに置いてたら盗まれた時気付けなくない?何だか要らない心配ばかりが頭からどんどん湧き出てくる。絵里「…ねえ」海未「……はい?」絵里「…何してるの?」海未「……」絵里「…」聞いちゃった。気になるんだもん。海未「…海を見てるんです」でしょうよ。」
「絵里「…へえ」海未「あなたもでしょう」絵里「そりゃね」海未「…」絵里「…」会話が途切れてしまった。いや、別に続けたい訳じゃ……まあ、あるのか。だって何だか気になるんだもん。何回言ってるんだこのセリフを。下手したらまさか、失恋の悲しみから入水なんて……いや、有り得る?まさか…海未「…」絵里「……ねえ、死なない方が良

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