- 公開日 :
- 2011年11月14日 00時15分
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/11(金) 21:13:00.38ID:Pos6ls6o0
佐倉杏子は焦っていた。
杏子「もう……。見滝原は全部回った、よな……?」
ビルに挟まれた細道で、ジェムの濁りそうな憔悴した顔をうなだれる。
杏子「何だってこんな時に限って売ってねえんだ……!」ズダンッ
隣のコンクリートを思い切り叩く。痛みを気にしている暇もないように思える。
杏子「ああヤバい、早くキメねーと……」
まるで禁断症状かのように、せわしなく身体を揺らしている。
杏子「一本だ、一本でもいいから……なんとかして手に入れねーと………」
杏子「金ならあるんだよ! 誰か、頼むからあたしに売ってくれよ……!」
杏子「………」
聞いている人が居るわけでもない。とりあえず行動しなければ始まらない。
杏子「そうだな、こうなったらなりふり構ってる場合じゃねぇし……」
杏子「コピー品でも……手に入れば………」
トコトコ…
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ねんどろいどぷち 魔法少女まどか☆マギカ BOX
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